シンクの掃除方法と頻度｜キッチンまわりの掃除方法

シンクは、毎日何度も使用する場所です。その時には、必ず水を使用するので、毎日の簡単な掃除、というよりひと手間で、シンクを長年にわたってきれいに保つことができます。

シンクの掃除のコツはこれしかないと思っています。
それは洗い物をする前に、まずシンクに水または温水をかけることです。

このことによって、シンクの主な汚れである油汚れや水アカがつきにくくなります。そして洗い物が終わったらその手を、シンクを掃除するスポンジに持ちかえて水ハネした箇所を中心にスポンジでさっと拭きます。その作業は擦るというよりシンクを拭く程度でいいのです。汚れがひどい場合は中性洗剤で洗い流します。これでほぼきれいになりますが、ここでカラ拭きすればいつまでもシンクのツヤまで保ちます。この作業はシンクを使用するたびに、簡単でいいのですが必ず実行するというのがミソです。もちろん洗い物は溜めないで食べたらすぐに洗います。

こびりついた汚れは食器や調理器具の洗浄にも時間がかかりますし、
シンクの輝きも失わせる原因となります。

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それでもシンクの汚れが溜まってきたら、洗剤の力を借りましょう。
先ほども書いたように、シンクの汚れは、油汚れと水アカです。掃除に使う洗剤は弱アルカリ性の重曹と酸性の酢を使用します。

油汚れには重曹で汚れを浮かしてスポンジで磨いて水洗いします。それでも取れない汚れは、重曹に水を垂らしてペーストを作り、少し時間を置いてからスポンジで磨きます。

カルシウムやミネラルを含む水アカを落とすのには、酢をシンクに拭きかけて３０分程放置し、メラミンスポンジでこすればきれいになります。取れにくいようであれば酢をつけてラップやキッチンペーパーで湿布して時間を置くとさらにきれいになります。また酢には殺菌効果も期待できるので、キッチンの掃除にはさらに好適です。

重曹や酢は食用でもあるので食品を扱う場での洗剤として安全性も心配ありません。毎日これらを用いて掃除する必要はありませんが、汚れが気になったら１週間に１度位の頻度で丁寧に汚れを落とします。

また、水ハネして狭くて掃除しにくい蛇口周りは、酢やクエン酸スプレーをします。クッキングペーパーなどで湿布して１〜２時間放置した後、使い古しの歯ブラシやストッキング、ネット等を前後させて擦るときれいになります。

蛇口は、石鹸カスや手アカが溜まりやすく、その上いつも水気があるのでカビが発生し黒ずみができやすい箇所です。そんな場合は、重曹とハブラシで汚れをこすりその後、酢スプレーをかけ、泡が出てきたら少し時間を置いて洗い流すようにします。終了後は水をよく拭き取っておくこともコツです。蛇口周りの水気は蛇口を使う度に拭きとり、やはり１週間に１度の頻度で丁寧に掃除するといいでしょう。

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